続・手仕事の服
続・手仕事の服
有名百貨店での衣装展示販売で多くの人の耳目を引く「工房のむら」の服。
驚くほど手の込んだ刺し子や裂き織に魅入られる人が続出です。
本書は、2014年出版「手仕事の服」の続編で、新作の衣装を50点以上ラインナップ。
また、これらの仕事が生み出されるバックグラウンドにも着目し、
大分県「やまくに」の自然や人、名所を案内するガイドブックを巻末に(英語表記あり)。
日本の伝統の手仕事を堪能できる1冊です。
発売日 | 2019/09/27 | 判型 | A4変 |
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ISBN | 978-4-391-15325-5 | ページ数 | |
定価 | 本体価格 2000円 +税(定価) | シリーズ名 |
■CONTENTS■
はじめに
手法1 コツコツと刺す
手法2 自由に織る
手法3 素材を生かす
手法4 はぎれを重ねる
手法5 糸でさまざまに描く
工房のむらの服を着てーある日の装い
工房のむらのふるさと やまくにを訪ねて
先人の知恵に学びながら、仕事を生み出していく
道の駅やまくに
自然と伝承
人と暮らし
工房のむら スタッフ一覧
【工房のむら】
伝統工芸である刺し子や裂織などの技法を用いて、一点ものの服作りを展開。自然の材料を取り入れたぬくもりのある素材感、着る人に寄り添う独創的な仕立てに人気が集まり、30年来の顧客、親子2世代のファンも多い。全国の百貨店で展示販売を行っている。
もとは同じ類の絣(かすり)の反物。
一方には直線を、もう一方には文様を刺したことで、もとの絣のまったく違う表情が引き出せるのです。
伝統柄の型染に、横縞の全面刺し子をしたブラウスと、赤いコットン生地に白い刺し子が映えるブラウス。
はぎれにぐし縫いをし、切りっぱなしを生かしながらパッチワーク。
素材、技法、グラデーションなどによって、さまざまな表情を持つ手仕事の服。